小型のイタリアン・グレーハウンドは、古代エジプトでファラオの宮廷に既に存在していた小型のグレーハウンドの末裔である。たくさんの花瓶や器の絵からこの犬種が、ラコニア(ギリシア)を通り、紀元前5世紀初期にイタリアに渡ってきたことが分かる。この犬種が最も発展したのはルネッサンス時代の貴族の宮廷である。イタリアン・グレーハウンドの絵が偉大なイタリアの巨匠や外国の巨匠の描いた絵画の中に出てくるのは珍しくないことである。
体躯は細身で、ボディはスクエアで、容姿はグレーハウンドやスルーギの小型版を思わせる。優美で、卓越した犬種の典型のように見える。
大好きな飼い主とずっと一緒にいたいと願う愛情深い犬で、心を許した家族の前ではリラックスして明るく無邪気に振る舞います。体臭がなく、抜け毛もほとんどないので、毎日の手入れにはあまり気を遣う必要がありません。無駄吠えもほとんどありません
ブラック、或いは、グレー、スレート・グレー、イエロー(イタリア語ではイザベラ)のいかなる色調でもよく、単色を理想とするが、ホワイト・マーキングも許容される。
体高 牡牝共 32〜38cm 体重 牡牝共 最高5kg