ビションフリーゼ

フランス語の「愛くるしい・巻き毛」を意味するビション・フリーゼは純白のカールしたむく毛に包まれた陽気な小型犬である。
ビション・フリーゼはもとはアフリカ北西沖カナリア諸島テネリフェ島の古い土着犬であったと言われている。この犬種がウォーター・スパニエルの系統を引き、プードルと近縁でもある。

1933年フランスで正式にビション・フリーゼと命名され、1934年フランスのケネル・クラブが公認した。
1956年にアメリカに渡り、AKCは1973年、ノン・スポーティング犬種として公認している。

第一次大戦後の混乱期には、純粋犬種の血統があいまいとなり、ビション・フリーゼは絶滅寸前と言われたが、フランスのブリーダー有志によって正統な血統の復元が行われ、現在ではヨーロッパを中心に安定した人気を保っている。
かつてビション・フリーゼはヨーロッパの宮廷でライオン・スタイルに刈られるのが普通であった。
現在のビション・フリーゼのトリミング・スタイルは近年になってアメリカ人のトリマーが考案したもので「パウダー・パフ」と呼ばれる。
この独特のカットの功績によってビション・フリーゼが注目されるようになり、世界的に認知されるようになった。

ビション・フリーゼが我が国に紹介されたのはさらに近年になってからである。 この時期は日本ではマルチーズの全盛時代で、「パウダー・パフ」に注目が集 まったものの、マルチーズと同タイプであるビション・フリーゼが特別に普及する事はなかった。
サイズではマルチーズよりやや大きく、被毛はマルチーズほど長くない。 飾り毛のある垂れ耳で、高く尾を背負い、いたって陽気、活気に満ちた小型犬である。
体高   ♂20.3〜30.5cm        体重  ♂5.9〜6.8kg
♀4.5〜5kg                      ♀20.3〜30.5cm
当店では専属病院にて高レベルな各種健康診断を実施しご安心頂ております。 また無料で医療保証(3ヶ月)、生命保証(6ヶ月)を保障させて頂いております